HighPoint RocketRaid 2310というRAIDカードをオークションで入手しました。
これは、PCI-Ex4,S-ATA2対応のRAIDカードです。
このRAIDカードを購入したのは、先日ブログでも書いたようにデータ用の2TBのHDDがいっぱいになってしまい、2TB以上のHDD(RAID1)が現在使用しているPCでは使えないためです。
容量不足とパーツの相性問題を解消するために考えた手段は次の通り
(A)2TB以上のHDD RAIDに対応したM/Bに買い換える
(B)S-ATAポートの多いM/Bに買い換える
(C)増設カードでS-ATAポートを追加する
ちなみに、この前提条件としては、
・M-ATX仕様のマザーボードであること
PCの設置場所の関係で高さが400mmまでのケースしか入らないため
・外付けHDDでの増設は不可
RAID1で運用するので、信頼性の高いシステムにしたいため。
ちなみに、コレガやセンチュリーなどのRAID対応の外付けケースがあるが、
これらは常時稼働をするにはあまりにも心許ない。
加えて、内蔵よりは消費電力が増えるのでNG
・S-ATAの必要個数は、7ポート以上
(1)SYSTEM用HDD(またはSSD) → 1ポート
(2)オプティカルドライブ → 1ポート
(3)一時的に利用するHDD用 → 1ポート
(4)データ用(RAID1) → 2ポート
(5)データ用(RAID1) → 2ポート
といった具合。
上記(A),(B)案は、CPUの追加購入を伴うため費用的にNGとなることから消去法で(C)とした。
ところが、このRAIDカードが結構クセモノでした。
(このカードのせいではないかもしれないが…)
このカードを使う上での注意点は、次の通り。
旧式のM/Bでは、PIC-Ex16ポートを使用することになるが、この場合に、BIOS上でPCI-Ex16のGraphic機能を使用しないよう設定する。あるいは、優先度を下げる。
これをしないと、LGA775のG45マザー(ASUS P5Q-EM)では、HDDを全く認識しなかった。この状態では、RAIDカードのBIOSを更新しようとしてもカード自体を認識しません。また、G45マザーでは、S-ATA3対応のHDD(2TB)を認識しなかった。
M/BのBIOS設定で、いろいろと調整できるのだろうが、設定如何では、動作が不安定になりそうなので、心情的にも不安になりG45マザーでの使用は断念した。
そこで、785G(SB710)マザーでチャレンジしてみた。特に問題なく動くようだ。
というわけでしばらく様子を見てみることに…