さて、先日Blogに書いたように、小生の環境では3TBのHDDがRAID1で使用できない。
そこで渋々ではあるが、2TB×4台でRAID1×2Volumeの構成でファイルサーバーを組みなおそうと考えている。
ところが、現在使用しているファイルサーバーのPCケースは、Antec NSK2400というHTPC用の横置きケースで3.5インチシャドウベイが2個しかない。つまりHDDを2台までしか収納できない。
ちなみに、システム用のHDDは、リムーバブルケース(?)に入れて5インチベイに入れている。
このケースを購入した当時は、無印のスチールユニットシェルフにPCを設置していた。このケースは、横幅、高さともぴったりとスチールユニットシェルフ1段分に収まるので、これはイイと思い、改良版のNSK2480を追加購入したくらい気に入ったケースだった。
このケースにはMicroATXという小型(?)のマザーボードしか搭載できないが、ビジネス用途で使う分には最近のMicroATXマザーは機能が凝縮されているので、不満が出ることは少ない(と考えていた)。
しかしながら、今回のHDD事件で、データ用のHDDを追加増設する必要があり、PCケースを新たに購入する検討をしてみた。
ちなみに、現在、NSK2400は、スチールユニットシェルフには置いていない。結構場所(設置面積)を占有しているので、ある意味邪魔者になっていたりもする。
さて、話を戻すと、小生が所有しているデスクトップPCは、次のケースを使用している
(1)Abee AS Enclosure S1 SE × 2台
(2)Antec NSK2400
(3)Antec NSK2480
(4)AOpen H360C-300SB2
(1)は、小型ながらもATXマザーが搭載でき、3.5インチシャドウベイが6個ある。サーバー用にはうってつけと言える。
ちなみに、オールアルミ製で値段は高く(購入時約4万円)、アルミの加工精度はそれなりに高いが、加工処理は雑なので、作業をしていると手を切ることがしばしば…
とはいえ、ATXマザーが搭載可能なPCケースとしては最小高さのケースであるという他にないコンセプトには非常に満足しているので。USB2.0世代のケースとしては気に入っている。
(2),(3)は前述の通り、横置きケースでMicroATX専用だ。
(2)と(3)の違いは付属の電源が80Plus規格に準拠しているかいないかの違いでしかない。
ちなみに、Antecのケースはスチールケースで1~2万円の価格帯のものが多く、値段を考えると加工精度も加工処理もレベルが高く、丁寧なつくりなので個人的には好きなメーカーだ。ただ、デザイン的に気に入るモノは少ない。
(4)は、テスト用あるいは非常用のPCとしてできるだけ小型なモノを…と考えて余ったパーツで組んだBook型のPCだが、幅と高さはそれなりに小さいが、奥行きが他のPCと同じく40cm以上あるので、今では場所を取るだけの存在になっており、複数台デスクトップPCがある場合は、極力同じ種類で同じ大きさのものにした方が設置効率は良いと感じた一品だ。
単純に考えると、上記(1)のどちらかをサーバー用にしてしまえばよいのだが、いずれもCPUとGPUが発熱が大きく、NSK2400とのシステムの単純な入れ替えはできない。
というわけで、上記(1)をサーバーケースにするとしてもPCケースの購入は必須な状況といえる。
続きは後日…