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Panasonic Let’s note SX1 CF-SX1GEADRを1ヶ月ほど前に購入しました。

■良いところ
・高解像度・ノングレア液晶
 画面サイズ(12.1インチ)の割に解像度が高い(1600×900)のでモバイル機としては作業性がよい

・長時間駆動
 カタログ値は約18時間(標準バッテリーLの場合)だが、実際は80%充電で6~8時間といったところ。

・比較的軽い
 標準バッテリー搭載で約1.4kgだが、持ってみると1.4kgより軽く感じる。

・薄い
 CF-Sシリーズとは異なり、全体的に同じ厚み(約3cm)で鞄の中でかさばらない。
 ホールド感もよい。

・欲しい機能は概ね揃っている
 Web-Cam,DVD-SuperMulti,Bluetooth 2.1,SDXCカードリーダー,USB3.0×2ポート+USB2.0×1ポート

・バッテリーが2つ
 標準バッテリーと軽量バッテリーの2つが同梱されているので、軽量バッテリーを非常用として使用できる。

・ACアダプタが2つ
 高電流(4.06A)タイプのACアダプタと低電流(1.5A)タイプの軽量ACアダプタの2つが同梱されているので、据え置き用とモバイル用で使い分けができる。高電流タイプの大きさも十分に小さい。

・DDR3のS.O.DIMMが使用可能
 SX2はDDR3Lなので、増設メモリの値段が高い。

・SSDの換装が比較的容易
 2.5インチ、7mm厚のストレージのみ換装可能。難しくない。

■悪いところ
・画面の発色
 画面の発色が全体的に暗く、フォトレタッチ系のの処理にはあまり向かない。

・低電流型のACアダプタに…
 低電流型のACアダプタは、PC使用中は充電できないとなっているが、当該ACアダプタを使用すると、PC使用中でもバッテリーがわずかに減っていく。
 HDDを512GBのSSDに、メモリを+8GB(仕様上は+4GBまで)にしたせいかも。

・実際のバッテリー稼働時間
 購入前は、大小2つのバッテリーで、終日大丈夫だろうと思っていたが、両方併せて、9時間(=6+3:80%充電)が安全圏といったところなので、ACアダプタはやはり必要だ。
 しかし、上述のように、低電流のACアダプタには難あり。


PanasonicからLet’s noteの新シリーズが発表されました。
従来のS(あるいはN)シリーズがUltrabookの対抗として生まれ変わったような機種と言えそうです。

PanasonicがUltrabookに対してどのように対応するかが気になっていましたが、これがその答えと言えそうです。
標準的なUltrabookの仕様に比べると、次の点が利点といえそうでしょうか?

(1)モニタが高解像度(1600×900)
(2)オプティカルドライブを搭載
(3)高堅牢性
(4)長時間駆動
(5)打鍵時のストローク

一方、Ultarabookに対して劣っていそうな点は、次の通り。
(1)スタイル(厚さ)
(2)価格の割高さ
(3)文字の細かさ

従来機に比べると、WEBカメラが搭載されており、小型ACアダプタ,小型バッテリーが一部の機種では付属しているようです。
また、Officeの搭載、ストレージの種類等で、6種類ほどモデルがあるようです。

今でも、SX1とB10か、ASUSのZENBOOKか迷うけど、そろそろY4から卒業しなければ…


ノートPCが欲しい!!

Panasonic Let’s note B10 CF-B10CWADR

ちなみに、価格.comによる最安値は、125,000円前後なのだ!!
性能や機能性を考慮した上で、従前のFシリーズやYシリーズの過去の相場からすると、破格の価格と言える。

小生は、現在、Let’s noteのY4を愛用している。
Y4の特徴は、次の通り
  ・液晶が14.1インチ(1400×1050)
  ・重さ1.5kg
  ・バッテリー駆動で実駆動時間が3時間程度

一言で表すならば「大画面軽量ノート」と言える。
Y4の不満点は、
  (1)CPUが貧弱(シングルコア1.6GHz) 
  (2)メモリが最大1.5GBまで
  (3)HDDがIDE接続
  (4)グラフィックが貧弱

現在は、HDDを250GBに換装、メモリを1.5GBまで増設、OSはWindows7をインストールして使用している。
上記(1)で困ることは、タスクマネージャーを見ると、CPU使用率が100%になることが常で、明らかにCPUのパワー不足になっている。ただし、その80%くらいはカーネルの使用率なので、HDDがSSDになれば多少は改善されるかもしれない。

上記(2)で困ることは、小生は自宅のデスクトップPCではVirtualPCを使用している。このVirtualPCには、WebServerをインストールしたものや、アプリケーションのテスト環境として使用している。そのため、VirtualPCに1GB程度のメモリを割り当てることを考えると、現状の1.5GB のメモリでは全く以て不足している。

上記(3)で困ることは、とにかくHDDへのアクセス待ちが多い。これは、HDDのアクセスランプを見ても明らかで、ベンチマークで測定すると、良くて40GB/sec(シーケンシャルのR/Wとも)といったところなので、SSDに換装したいというのが本音だ。しかしながら、仮にSSDに換装するとしても、IDE対応のSSDは、遅い・高い・容量が小さいの3拍子が揃っており、今更このPCに投資をしたいとはなかなか思えない。

上記(4)で困ることは、画面の再描画が遅いということ。Windows7を無理矢理使用していることも原因ではあるが、とにかくアプリケーションの画面の切り替わりが遅いのだ。

と、まあ、不満を書いたが、これらはいつでも不満というわけではないのだ。ブラウジングやメール、Word,Excel,PowerPointといった軽処理をするにはさほど不満はない。
解析ソフトやVisualStudio、マルチメディア系のソフトを使うには耐え難いほど遅いというものだ。
苦痛である。

大画面(高解像度)・軽量という制約を除けば、現在の不満を解消するノートPCは市場に多く出回っているのだが、大画面(高解像度)・軽量となった途端、ノートPCの選択肢は、VAIO ZかLet’s note B10しかないといっても過言ではない。

VAIO Zの良いところは、カタログスペックがすばらしいということ。はっきり言って理想に近いといえる。ただ、画面が小さいのだ。そしてお値段もそこそこ高いのだ…
さらには、SSD搭載機は、後々2.5インチの市販のSSDに換装が困難(?)であるということがネックになっているといえよう。もちろん私感である。

その点、Let’s note B10の画面が大きいことは、他の軽量ノートPCにはない唯一無二の利点と言える。ディスプレイやキーボード,マウスといったヒューマンインターフェースは性能の優劣ではなく自分に合ったものを使うことが大切だと考えているので、小生の場合は必然的にLet’s noteになってしまうのだが…

ただ、B10にも不満がある。
  (a)USB3.0がない
  (b)10キーがつけれるのでは?
  (c)シェルドライブの方が好き
の3点だ。

上記(a)だけはどうしても解消して欲しい。
おそらく小生のように多くのアプリケーションを入れて、1つのPCですべてを賄おうとするユーザーでは、HDDではなくSSDの方が快適に使用できると考えられる。HDDは、ランダムアクセスが遅いためOSやアプリケーションの入っているシステムディレクトリにファイルが増えれば増えるほど、PCの体感速度は遅くなると言っても過言ではない。その点、SSDは、HDDよりはマシである。ただ、SSDは容量単価がまだまだ高いため、庶民の小生が購入できるのは、120GB(約20,000円)のもの、がんばっても256GB(約40,000円)になるだろう。
そうなったときに、データ領域の不足分は、USBメモリで補うことになるのだろうが、USB2.0では速度的に正直厳しいと言える。USB2.0の規格上の速度は480Mbps=60MB/sである。昨今は、HDDですら、100MB/sを超える速度のものが大半だ(3.5インチ,シーケンシャルの場合)。そのような状況下では、USB2.0ではやはり物足りないといえる。また、B10は、USB以外に拡張手段がない。このサイズのPCであれば、ExpressCardスロットがあってもいいくらいだが、それすらもないのだ。とにかくUSB以外での拡張方法がないだけに、USB3.0は必須といえる。
毎年ノートPCを買い換えるのであれば、すぐにでも買い換えたいが、少なくとも3年間は使いたいと考えている。なので、これだけは譲れない。

(b)は、キーボードレイアウトを見ると、10キーがつけられそうなので、ついていたらいいのになぁ程度のことなのだ。ただ、10キーをつけることで全体のキーピッチが狭くなるとか、筐体の強度が維持できないのであれば、付いていなくてもいたしかないところだ。

(c)は、現在のY4での使い勝手が悪くないだけに、シェルドライブだったらいいのになぁ程度のことなのだ。シェルドライブのメリットは、狭いスペースで使用していても筐体以上の面積を必要とないことと、筐体自体を薄くできることといえる。しかし、これも筐体の強度とのバランスがあるのだろう。

Let’s noteは、トラックボールの頃から見て、知って、触れているが、今までのLet’s noteの変遷からすると、上記(b),(c)は、筐体の大規模な設計変更を余儀なくされることから、「B」というブランドではおそらく変更されることはないだろう。それと、大画面軽量というコンセプトも、世の中的にはあまり需要がないみたいだから、当面は「B」というブランドのみが大画面軽量モデルとして続くのだろう…

早くUSB3.0対応のBシリーズが発売されないかな~。

と、いうわけで今買うとしたら、こんな感じ
・ノートPC
Panasonic Let’s note B10 CF-B10CWADR  125,000円
・増設メモリ
CFD D3N1066Q-4G [SODIMM DDR3 PC3-8500 4GB]  3,000円
・SSD
Crucial m4 CT256M4SSD2  38,000円

合計166,000円

あ、思ったより安い。
256GBのSSD搭載でこの値段なら、USB3.0じゃなくても我慢できるかも… 

追記:2011/08/25

秋・冬モデルが発表になりました。
CPUが0.1GHzクロックアップされました。
USB3.0が1ポート搭載されました。
あとは、付属ソフトに若干変更がある程度ですね。

夏モデルは現在、105,000円くらいで買えますね。や、安い!!
秋・冬モデルと悩みます…買い時か?!

追記:2011/08/31

とうとう夏モデルが、95,000円で買えるようになりました。
秋・冬モデルのUSB3.0に価値を見いだせない方は、夏モデルの方がお買い得ですね。
10万円以下なら単年度の経費として処理できるので、次の決算で利益が出そうな会社や個人事業主には、PC購入のいい機会かもしれません。
ちなみに、10万~20万円の場合は、減価償却対象となるので、3年で均等割りになります。例えば購入金額12万円の場合は、今年経費として処理できるのは1/3の4万円になります。
また、20万円以上の場合、ノートPCは確か、購入価格の90%を4年で償却することになるので、例えば購入金額が20万円の場合は、購入金額の90%の18万円の1/4の45,000円が経費となります。ただし、年に一度の決算の場合だと、使用期間を購入月からカウントするので、例えば3月決算で10月購入の場合は、今年度使用期間が6ヶ月となり、経費となるのは、22,500円となります。 したがって、次の決算で黒字が見込める場合は、10万円以下の場合がお得ということになります。詳しくは税務署・税理士さんにご相談を…
SSDも上記のm4 256GBが約32,000円,メモリもPC3-8500 4GB(SODIMM)が約2,000円とさらに値下がりしているので、全部あわせても13万円あればおつりがきます。

それから、USB3.0の使い方としては、USB3.0対応のUSBメモリやSSDにVirtualPCの仮想HDDを入れて、運用するという方法があります。 これならVirtualPCもそこそこ快適に使えると思います。
この使い方意外では、あまりUSB3.0ポートの価値が見いだせません。
ご参考まで。

併せて買いたいものを追加
USB接続の10.1インチサブモニタ(plus one LCD-10000U ) 約14,000円(615g)

このモニタは、1366×768の表示が可能なポータブルサブディプレイなので、移動はするけど、移動先で腰を据えてがっつりと仕事をするような場合には役に立ちます。
例えば、ブラウザ閲覧タイプのヘルプの表示や、VBAエディタの表示など、他のウィンドウと並列で表示したい場合に有用です。
なお、B10と同じようにノングレア(非光沢)液晶なので、B10との見た目の相性はよいと思われます。ただし、26万色表示(通常は1670万色)なので、精細さは若干劣ると思われます。ビジネス用途ではさほど問題にはならないでしょう。

汎用外付けバッテリー Energizer XP18000 約18,000円(515g)

このバッテリーは、ノートPCの場合は、概ね6時間程度の補助バッテリーとして機能します。実質的には2~3時間と推察されますが…
メーカー純正のバッテリーを追加購入するのも良いのですが、その場合は、一旦PCの電源を切る必要があります。このバッテリーの場合は、ACアダプタとノートPCの間にかますので、PCのバッテリー残量が少なくなったときに継ぎ足すことができることが利点といえます。

全部購入しても16.2万円といったところか…!やっぱり安いな~。
でも、総重量が約3.2kg(PC本体1.9kg,ACアダプタ0.2kg,サブモニタ0.6kg,サブバッテリー0.5kg)となってしまいます。
本末転倒か…?!
ご参考まで。

追記:2011/09/04

ひょっとすると、補助バッテリーのEnergizer XP18000は、使えないかもしれませんね。
Let’sNOTEは、DC16V仕様で、最近のS,N,Bシリーズは、約4Aの出力つまり約65Wの出力に対応していないとダメみたいです。
一方、Energizer XP18000は、16Vの変換アダプタは別途あるみたいですが、出力が不明です。
19Vの場合に3.5Aの出力なので、変換ロスがなければなんとかいけそうですが…微妙なところです。
ちなみに、メーカーの対応表では、新しいLet’sNoteへの対応は記載されていません。
旧式のW,T,Y,Rには対応していますが、これらは、16V-2.5A=40W程度なので、果たしていかがなものでしょうか…?

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