HDDが値上がりしています。
原因は、タイの大洪水によるものらしいです。
WesternDigitalの工場が被害を受けたらしく、減産が予想されること、復旧の見通しが立っていないこと。復旧の見通しが立ったとしても短期間での回復は難しいとのこと。
これは、東日本大震災でもあったようにサプライチェーンが寸断されることも一因だとか…

とにかく、今まで2TBが5,500円くらいだったものが、6,500円になってしまったのだ。
価格.comで価格推移のグラフをみるとわかるように、ここ数日で急激に価格が高騰している。
また、販売店は、販売台数規制をしている状況からすると、これから供給不足が深刻になりそうな感じです。

おそらくHDD以外にも価格が高騰しているものがあるはずです。
必要な方はお早めに…


バーコードリーダーって、安いんですね。
ペン型なら新品で2,000円で購入できるようです。

こんなに安いのなら何かに使えないかな…とウォーキングしながら1時間ほど考えてみましたが、いいアイデアが浮かびませんでした。

バーコード類の特徴がわかれば何かアイデアがでるかも…と思いバーコー類の特徴を考えてみました。

バーコード類として考えたのは次の3つです。
(1)バーコード
(2)QRコード(二次元バーコード)
(3)ICタグ

(1)は、スーパーやコンビニのPOSや、図書館などの蔵書管理に使われています。

(2)は、携帯などでよく使うアレです。

(3)は、ICチップが埋め込まれたタグで、商品の在庫管理などのに使われています。

書きかけです…^^;


昨年、日本傾斜地マップというものを作りました。

震災直後の3/14に地盤工学会に寄稿として紹介論文を送り、手直しを経て先日、『地盤工学会誌』の2011年10月号(Vol.59 No.10 Ser.No.645)に掲載されました。

そもそも、この、日本傾斜地マップに相当するものを作成しようとしたのは、2006年頃でした。
当時は、急斜面地の安全性・健全性を評価する上で、地盤の傾斜のみならず、地質データおよび雨量データも含めた総合的かつ広域的な地盤評価方法を目指していました。

造成された斜面はともかくとして自然地盤(斜面)における安全性を評価することにより、たとえば道路沿いの斜面崩壊の防止対策を重点的に行う場所の選定や、土石流などによる大規模な土砂災害に対する対象となる場所を絞り込むことを目的としていました。

このシステムのポイントは、次のとおりです。

  • 斜面と構造物との位置関係をわかりやすくする
  • 机上のデータのみで簡単に分析ができる
  • 誰でも簡単に扱える(費用負担が少ない)

当時の構想における斜面評価のポイントは次のとおり。

  1. 斜面の情報
  2. 表層地質の情報
  3. 雨水の地表面流下解析(流域把握)
  4. 降水量の地域的な重み
  5. 断層や地震頻度による地域的な重み

それぞれの項目に対して、対象区画に点数を付与し、総合点で対象区画の斜面の健全性を評価しようと考えていました(下図)。

また、この方法の有用性は斜面崩壊地の実データと照合することにより検証しようとも考えていました。

ところが、当時は、入手可能な標高データとしては50mメッシュのものしかなく、最初のステップで躓いたためにプロジェクトが頓挫してしましました。
ちなみに、50mメッシュでデータを作って検証すると、結果は「微妙」の一言に尽きます。
某大学の先生にもご協力いただきましたが、詳細な標高データを広域的に入手することは困難でした。

プロジェクトを終結させた後、国土地理院が10mメッシュの標高データを公開したので、とりあえず傾斜値データだけでも整理したのが、『日本傾斜地マップ』です。
傾斜地評価システムのプロジェクトはグダグダになってしまいましたが、傾斜地情報だけでも活用できる場面はいくつかあるだろうと考え、公開している次第です。
たとえば、『急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律』における急傾斜地の選定や、地震時や降雨時の土砂災害ハザードマップ(自治体レベルではなく、行政区・町内会といったローカルな利用)として利用することが可能だと思います。

このような情報を盛り込んだGIS製品は既にありますが、個人レベルでの利用や試験的な利用での導入には金額的に敷居が高いことと、オンラインサービスで地理情報レイヤーが管理されているために、回線速度が操作性を損ねる原因となっていることがしばしばあります。
また、データをナマの状態(数値)で提供しているので、この数値データを使って何か別の計算をするといった使い方ができると思います。
ちなみに、傾斜値の算出は2.5GHz以上のCPUコア10個の並列計算で1ヶ月以上はかかりました。スマートなアルゴリズムでプログラムを組める方ならば、もっと速く計算できると思いますが、計算だけでも結構時間がかかりますので、時間短縮を目的として利用されてもよいと思います。

そんなわけで、少しでも役に立てば…と考えています。


少し前の話ですが、WindowsPhoneが発売されました。

http://www.microsoft.com/ja-jp/windowsphone/products/overview/default.aspx

スマートフォンの大手参入としては、iPhone,Android端末に続き第三の選択肢として期待されているようです。

しかしながら、このWindows Phoneは本当に普及するの?と、誰もが懐疑的に思っているのではないでしょうか?

個人的には現在のスマートフォン市場のシェアを覆すような爆発的な普及はないと思っています。

既にiPhoneとAndroid端末で市場が形成されていることは、スマートフォンに興味を持つ人の大半が知っている事実です。

iPhoneの特徴は、洗練されたデザインと快適な操作性を兼ね備えたブランド力と言えます。
一方、Android端末は、未成熟ながらも高機能、低価格、そして端末の選択肢が豊富にあることが特徴と言えます。
それでは、WindowsPhoneの他の端末にはない明確なメリットや魅力は何なのでしょうか?
それが、利用者側からも端末メーカー側からも見あたらないように思います。

今の、iPhoneとAndroid端末の関係は、1990年代頃のMacとPC/AT互換機(Windowsマシン)の関係と酷似していると思います。
すなわち、当時、Macは、デザイン性と操作性に優れ、また、画像や音を取り扱うことに特化していました。
キーボードなしでも操作できる操作性は、大胆で先進的だったと思います。
ちなみに、キーボードはオプション扱いでした。
一方、Windowsマシンは、事務的あるいは科学技術演算用といった感じで、文字・数字を扱うことに特化していたと言えます。今でこそマルチメディアにも対応できるWindowsですが、Windows3.1~95の頃はBASIC,FORTRANなどのプログラミングやワープロ・表計算といった用途で使われることが多かったのではないでしょうか。
それでは、Windowsマシンが普及した理由は何だったのでしょうか?
小生は、次の1点だっと考えます。

・IBMのPC/AT互換機で動作する。

つまり、PC本体の価格やソフトウェア上の互換性で市場を先に創ってしまったことにあると言えます。
この意味するところは、OSとしての機能を成熟させるよりも、普及させることを優先させたということに他なりません。

世の中に、PCが一般に普及した主な理由は、Webブラウジングと電子メールの存在といえます。

日本では、インターネット黎明期(1995年~)には既にNECのPC-9800シリーズというPC/AT互換機ではないPCが存在していました。
海外ではIBMのPC/AT互換機、日本では、このPC-9800シリーズがWindowsOSを採用していたことが世の中にWindowsの普及に大きく貢献したと思います。

1995年頃に、Macがどんなに優れたPCだったとしても、近くで使っていた人を小生は知りません。
当時、PCを購入したい人に「MacとWindowsだったらどっちがいいの?」と訊かれると、
「インターネットやメールだけならどっちでもいいよ。でも、困った時に、Windowsの方が他に訊ける人が多いよ…」
と、あるいは、「一太郎やExcelを使いたいならWindowsに…」と言われた方もいらっしゃると思います。

これと近いこと、あるいは同じことが、今、スマートフォンで起きているのだと思います。
つまり、Android端末は、ver1.*の頃は、iPhoneには明らかに操作性が劣っていました。
しかしながら、Android端末は、端末メーカーが無償で利用できること、iPhoneではサポートされていないFlashコンテンツが閲覧できるということで、急速に普及してきました。
現在のバージョン(スマートフォン:ver.2.3,タブレット:ver.3.1)になって、機能的に落ち着いたてきた感じはありますが、まだまだ進化を続けている過程にあると言えそうです。
この機能的に落ち着いてきた感じがあるのは、普及台数が増えることで、改善点が早期に発見できたことと、市場が確立されることによって、改修にかかる費用が(Googleの)経営上の負担にならないということが大きな要因になっているのだと思います。

それでは、PCの世界ではMacOSとWindows以外のOSはないのでしょうか?
そんなことはありません。
LinuxやFreeBSDSといった他のOSもあります。BeOSというのもありました。
しかしながら、Linux系のOSを除いては、世の中に浸透しているとは言い難いのが現状です。Linuxもサーバーでの使用率は高いですが、一般にはあまり浸透していないといえます。(今のMacOSがLinuxベース(?)であることは除きます)

つまり、成熟した市場でのプラットホームビジネスは、新規参入が難しいということを示唆しているのだと思います。

PC用Windowsとの親和性からすると、個人的にはWindowsPhoneに頑張って欲しいと思うけど、「買うか?}と訊かれたら、現時点では「買わない」と答えます。
ドコモで販売されたら検討対象にはなりますが…

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