ちょっとメモ書き
PPTPサーバー機能を持ったBUFFALO無線LANルーター
■1000Base-T
WZR-HP-G450H
WZR-HP-AG300H
WZR-HP-G302H
■100Base-TX
WHR-300HP
WHR-300
WHR-HP-G300N
WHR-G301N
■メモ
・最新シリーズではPPTPサーバー機能は削られたようだ。
・無線LANルーターでは、WANポートがGigabit対応でもスループット(FTP,PPPoE)が150Mbps前後とあまり数字よくない(WZR-HP-G302H)。※他の機種はスループットを書いていない。
・PPTPクライアント機能がないので、LANとLANを常時接続するようなつなぎ方はできない。
・VPNパススルーがPPTPにしか対応していない。
・DDNSが限られたところのサービスしか使えない。
■考察
上記の無線LANルーターをVPNサーバーとして使用するのであれば、外部からのアクセスは1台が現実的と思われる。複数台のPCあるいは拠点間をつなぐのであれば、スループットが高い有線LANタイプのBHR-4GRVを使った方がよいだろう。
ちなみに、BHR-4GRVのスループットは、FTPが約500Mbps,PPTPサーバーとしては、約30Mbps程度なので、実質4MB/sec程度しか期待できない。
無線LANルーターのPPTPサーバーのスループットは、有線タイプのもののFTPのスループットの低減率から推察すると、10Mbps弱(約1MB/sec)となる。
BUFFALO製品のVPNサーバー機能はあくまでもコンシューマー向けなので、常用するというよりは、いざというときのお守り程度に考えていた方がよいのかもしれない。
安定した接続を確保したいのであれば、ルーター搭載のVPNサーバー機能は使用せず、別途VPNサーバーを用意した方がよい。その上で、PPPoEなどのスループットが高いルーターを使う方がよいのだろう。
ちなみに、コンシューマー向け製品であれば、NECのAterm系の無線LANルーターならばスループットが約900Mbps程度でている。
確かIPSecパススルーも対応していたような…